タイトル「あると缶様 1111Hit キリ番イラスト By Haury様 」
こちらは『あると缶」様の1111キリリクのイラストです♪
すっごいカッコイイ男の子、ありがとうございますm(_ _)m
もう、恋をしてしまいそう・・・。
頂いて、ぼんやりと小説が思い浮かんだので、短編書いてみました♪
*勝手に名前を付けてしまってスミマセン!!!haury様!!!m(_ _)m
〜 待ち合わせ 〜
どうしよう遅刻しちゃったよぉ〜!!
せっかくの初めてアルト君からデートに誘われたのに。
急がなくちゃ。
雪道をひたすらに待ち合わせの駅前の時計台目指して走っていた。
はぁ・・・はぁ・・・5分遅刻。
キョロキョロと周りを見渡しても、アルト君の姿は見えない。
も、もしかして帰っちゃった!?
慌てて、時計台の後ろへ回ったら・・・
目眩がするくらい格好良く決めたアルト君の姿。
黒で統一された服装に、白いファー。
雪の結晶を手でを受け止めて、静かに見つめている。
その横顔が憂いを帯びていて、でも色っぽい。
周りにいる女性もそんなアルト君を赤い顔をしながらチラチラ見ている。
何故か声がかけずらかった。
本当にこの人が私を誘ってくれたのだろうか・・・?
ふとアルト君は私の気配に気が付いたのか、ゆっくりと私の方を向いた。
すると嬉しそうにニッコリとした笑顔。
「よかった、来てくれたんだ。もしかしたら、来てくれないのかと思って、心配しちゃった♪」
先程の憂い顔はどこへやら。
「遅れて、ごめんなさい!」
勢いよく頭をさげると、クスクスとアルト君の笑い声。
「行っこか!」
パッと雪の結晶を受け止めていた手で、私の手を握るとニッコリ笑って歩き出した。
手袋越しにも伝わるアルト君の温もり。
私は一気に顔が真っ赤になった。
アルト君はそんな私を振り返った。
何故かアルト君も顔が赤い。
「今日は、すっごく可愛い洋服だね。見た時ドキドキしちゃったよ。今もしてるケドね。」
「へ!?」
ボン!と音が出る程顔が赤くなると、またアルト君は可笑しそうにクスクスと笑った。
ドキドキさせるのは、いつも私の方だってば。
そんな二人は赤い顔をしながら、駅の改札の中へと消えて行ったのでした。
(終)
BACK HOME TOP